株式会社アーキペクター設計

Business 事業内容

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設計・監理

建築家

現代の建築界においては、多様な専門分野が存在し、建築士、構造建築士、設備建築士、施工管理技士など、それぞれが自己の領域で高度なスキルを持っています。しかしながら、建築家はこれらの分野を総合的に理解し、トータルコーディネーションを担う重要な役割を果たしています。

建築家は、クライアントの要望を理解し、機能性や美的価値、予算など多様な要素を考慮しながら建築物を設計します。そのため、建築家には高い専門知識が求められますが、同時に、コミュニケーション能力や協調性も重要な要素となっています。

近年では、環境に配慮したエコロジカルな建築物や、地域に根ざした文化的な要素を取り入れた建築物など、建築家には新たな役割が求められるようになってきています。また、デジタル技術の進歩により、建築家はより高度なデザインやシミュレーションを行うことができるようになり、建築物の品質向上にも貢献しています。

結局のところ、建築家は、単に建築物を設計するだけでなく、その建築物が持つ社会的・文化的・経済的な意義を理解し、その価値を最大限に引き出すことが求められます。そして、そのような価値を持つ建築物を通じて、人々の暮らしや社会の発展に貢献することが、建築家の使命とも言えるでしょう。

建物調査

業務内容

株式会社アーキペクター設計ではさまざまな建物調査を行っています。

  • 01 特定建築物の定期報告業務

    建築基準法に基づき、所有者や管理者が専門の技術者による定期的な調査・検査を行い、その結果を特定行政庁に報告する業務。安全性を確保し、長期的な維持管理につなげるために重要な業務である。

  • 02 建築設備の定期検査業務

    建築基準法に基づき、所有者や管理者が専門の技術者による定期的な調査・検査を行い、その結果を特定行政庁に報告する業務。快適な居住環境を維持するために欠かせない。

  • 03 防火設備定期検査業務

    非常の際に防火扉、防火シャッター等の機能が十分に発揮されなければならないため、日常の維持管理の状態が適正であるかを確認するために行う業務である。

  • 04 既存建築物の調査業務

    建築基準法に適合しているか調査を行う業務や、既存建築物の劣化状況・原因を調査する業務。安全性や快適性を確保するためにも、継続的な調査が必要である。

  • 05 木造建築物の耐震診断業務

    耐震診断改修促進法に基づく木造建築物の耐震診断や改修に関する診断業務。地震に強い建築物を作るために重要な業務である。

  • 06 マンション大規模
    修繕建物診断業務

    マンション大規模修繕を計画する建物の防水や外壁クラック、塗装などを調査・診断し、改修計画書を作成する業務。また、工事監理業務も含まれる。快適性や安全性を確保するために欠かせない業務である。

未来環境

日本は、戦後の高度成長期に建築ラッシュを行い、巨大都市が誕生しましたが、その過程で自然を破壊し、様々な環境問題が引き起こされました。そこで、今後の建築家は、自然と共存する都市づくりをめざし、自然環境を破壊しない建築物の設計や、自然エネルギーの利用、緑地の増加などを取り入れることが必要です。また、地球環境を考えることは、建築家1人だけの問題ではありません。1人1人が自然環境と調和した都市づくりを意識し、協力して取り組むことが重要です。

建築家は、建物の機能性や美観だけでなく、環境負荷の低い建築物を設計することが求められます。具体的には、自然エネルギーを活用することが挙げられます。太陽光や地中熱の利用、または地面をつくり土を呼吸させることにより、エネルギーを効率的に利用し、地球環境への負荷を軽減することができます。

また、都市緑化も重要な課題です。建物の周囲に緑地を増やすことにより、地表面の温度上昇を抑え、CO2の吸収にも役立ちます。さらに、建物の屋上緑化や壁面緑化なども有効な手段として取り入れられています。

建築家は、環境問題に取り組むことが求められるだけでなく、社会的な課題にも対応する必要があります。たとえば、高齢者や身体障害者の住環境の改善や、災害に強い建築物の設計、地域の歴史や文化に配慮した建築物の設計などが挙げられます。

建築家は、現代社会の問題解決に貢献することが求められる専門家として、より良い地球環境・住環境の創造を目指して日々活動しています。

これからのマンション大規模修繕

管理組合様へ

マンションの修繕やリノベーションには、居住者のライフスタイルの変化や建築技術の進歩など、時代の変化に対応することが重要です。特に、近年では「スマートホーム」と呼ばれるIoT技術の導入や、環境に配慮した省エネ設備の採用など、より高度で快適な生活を送るための要素が求められています。

また、地球温暖化や自然災害の影響を受けやすい時代にあっては、防災機能の充実も欠かせません。例えば、震度7クラスの地震に耐える耐震性能の向上や、避難しやすい設計などが必要とされます。

こうした時代の変化に対応するためには、建築家は常に最新の技術やトレンドを追い求める姿勢が求められます。そして、マンションの修繕やリノベーションを通じて、より快適で質の高い住環境を提供することが求められます。そのためには、居住者と管理組合との密なコミュニケーションが欠かせず、それを通じて共通の目標に向かって協力することが必要です。